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東ティモール民主共和国に対する無償資金協力
「母子保健改善計画(UNICEF連携)」に関する交換公文署名式について

平成22年3月4日

  1. 本4日(木曜日)(現地時間同日)、東ティモールの首都ディリ市において、我が方北原巖男駐東ティモール国大使と先方久木田純ユニセフ東ティモール事務所長(Mr. Jun Kukita, Representative, United Nations Children's Fund, the Democratic Republic of Timor-Leste)との間で、1億3700万円を限度とする無償資金協力「母子保健改善計画(UNICEF連携)」に関する交換公文署名式が行われました。
  2. 東ティモールは2002年5月に独立を果たしましたが、独立に至る過程での破壊行為等の結果70%以上の医療施設が破壊され、医療従事者も流出し、保健医療サービス機能が低下しました。現在、保健医療に関する各種指標は東アジア地域では最低の水準です。我が国は、同国の発展はアジア大洋州地域の安定と平和のため重要であるとの認識のもと、平和の定着、国づくりへの取り組みに対して積極的な協力を実施してきています。
  3. 本計画の主な実施内容は以下のとおりです。本計画により、安全な出産及び母体及び子供の健康の改善、予防接種の実施率向上等に寄与することが期待されます。

    (1)医療機関に対する必須医薬品(駆虫剤・経口補水塩や微量栄養素などを含む)、保冷機材、及び、助産師キット等緊急産科機材の供与

    (2)医療従事者に対する研修によるキャパシティ・ビルディング

    (3)母子保健、衛生、家族計画等に関する広報活動

(参考)

  1. 東ティモール民主共和国は、面積約1.49万平方キロメートル、人口約110万人(2008年推定)、1人当たりのGDP(国民総生産)は339.9ドル(2008年推定)。
  2. 計画実施地域図(PDF)PDF

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