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マラウイ共和国に対する環境プログラム無償資金協力「太陽光を活用したクリーンエネルギー導入計画」に関する書簡の交換について

平成22年2月17日

  1. 本17日(水曜日)(現地時間同日)、マラウイ共和国の首都リロングウェにおいて、我が方野呂元良駐マラウイ国大使と先方ケン・カンドド財務大臣(The Honourable Ken Kandodo, Minister of Finance)との間で、6億6,000万円の環境プログラム無償資金協力「太陽光を活用したクリーンエネルギー導入計画」(The Project for Introduction of Clean Energy by Solar Electricity Generation System)に関する書簡の交換が行われました。
  2. マラウイでは、エネルギー消費の多くを二酸化炭素を多く排出するバイオマス燃料で賄っており、バイオマス燃料の比率を減らすとともに、再生可能エネルギーの使用率を高めることを目標として掲げ、エネルギー源の多様化に取り組んでいます。
  3. 本計画は、首都リロングウェの国際空港であるカムズ空港施設の電力系統に連系する太陽光発電システムの整備に必要な資金を供与するもので、温室効果ガスの排出量を削減すると共に、空港施設のより円滑な運営にも貢献するものです。
  4. 我が国は、2008年5月の第4回アフリカ開発会議(TICAD IV)等において、アフリカ諸国の気候変動対策における取組への協力を強化することを表明しており、本件協力はその支援策を具体化するものです。

(参考)

  1. マラウイ共和国はアフリカ南部に位置し、面積は11.8万平方キロメートルを有し、人口は約1,428万人(世銀、2008)、一人当たりGNI(国民総所得)は約290米ドル(世銀、2008)。
  2. プロジェクト位置図(別添)(PDF)PDF

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