平成21年12月22日

1. 本22日（火曜日）（現地時間12月21日（月曜日））、ニカラグア共和国の首都マナグアにおいて、我が方 斎藤伸一 駐ニカラグア国大使と先方サムエル・サントス・ロペス外務大臣（Sr. Samuel Santos López, Ministro de Relaciones Exteriores）との間で、7,600万円を限度とする一般プロジェクト無償資金協力「サンタフェ橋建設計画（詳細設計）」（Proyecto de Construcción del Puente Santa Fe en la República de Nicaragua）に関する交換公文の署名式が行われました。
2. ニカラグアは、内戦（79年から89年）終了後、経済復興に取り組んできているものの、依然としてラテンアメリカ諸国内で最も所得の低い国のひとつです。我が国は、同国の民主主義の安定及び持続可能な経済社会開発の推進のため、同国に対し、農業・農村開発、保健・医療、教育、道路・交通インフラ整備、民主化支援、防災を重点分野として協力を行ってきています。
3. 本件計画で建設予定の橋梁の位置する同国南部アヤコパから隣国コスタリカに通じる路線は、ニカラグア中央の農業地帯を縦断する唯一の幹線道路であり、また、中米の国際幹線道路としても位置づけられています。同街道の整備により、地域経済の振興・住民の生活向上が期待されます。

（参考）

1. ニカラグア共和国は中米に位置し、面積約13万平方キロメートル（日本の3分の1）、人口約560万人（2007年）、人口1人当たりのGNI（国内総所得）約980ドル（2007年）。農牧業を主要産業としている。
2. プロジェクト位置図・完成予想図（別添）（PDF）

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