平成21年11月24日
- 11月24日(火曜日)(現地時間同日)、ブルンジ共和国の首都ブジュンブラにおいて、我が方岩谷滋雄駐ブルンジ国大使と先方オーギュスタン・ンサンゼ外務・国際協力大臣(S. E. M. Augustin Nsanze, Ministre des Relations Extérieures et de la Coopération Internationale)との間で、4億5,000万円の無償資金協力(食糧援助)に関する、書簡の交換が行われました。
- ブルンジは1993年から10年以上にも及んだ内戦からの復興期にありますが、内戦による農地の荒廃、干ばつ、帰還民の増加等により食糧が慢性的に不足しており、国連人間開発指数で182カ国中174位(2007年)に位置づけられるなど基礎生活環境は極めて困難な状況です。本件は、このようなブルンジの状況に鑑み、同国の深刻な食糧不足緩和のため、食糧援助を実施するものです。
- 我が国は、昨年5月の第4回アフリカ開発会議(TICAD IV)等において、アフリカ諸国の農業・食料分野における取組への協力を強化することを表明しており、本件協力はその支援策を具体化するものです。
(参考)
ブルンジ共和国はアフリカ中部に位置し、面積は2.78万平方キロメートルを有し、人口は約807万人(世銀、2008)、一人当たりGNI(国民総所得)は約140米ドル(世銀、2008)。