国別地域別政策・情報 国別約束(年度別交換公文(E/N)データ)

モンゴル国に対する無償資金協力
「ゲル地区生活環境改善計画」に関する書簡の交換について

平成21年6月24日

  1. 6月24日(水曜日)(現地時間同日)、モンゴル国の首都ウランバートル市において、我が方城所卓雄駐モンゴル国大使と先方野田順康・国連人間居住計画(ハビタット:UN-HABITAT)アジア太平洋事務所(福岡)所長との間で、5億6,100万円の「ゲル地区生活環境改善計画」(the Project for Community-Led Ger Area Upgrading in Ulaanbaatar City)に関する交換公文の署名式が行われました。
  2. 我が国とモンゴル国とは極めて良好な関係にあり、近年では、「総合的パートナーシップ」の構築という共通の目標を掲げ、経済・通商関係の強化という新たな取り組みを強化しています。また、1990年代初頭以降、モンゴル国に対する最大の支援国として同国の民主化・市場経済化の推進のため、インフラ整備、教育等基礎生活分野、人材育成等の分野に重点を置いた支援をしています、
  3. 100万人以上の人口を擁しているウランバートル市では、市民の6割以上が、市街地の外側に位置するゲル地区と呼ばれる上下水、電気等生活インフラの整っていない地区に居住しています。本計画では、UN-HABITATと協力し、ゲル地区の住民主導による、幼稚園等を備えた公衆施設の建設、歩道・街灯・排水設備等の地域インフラ整備、簡易給水所などを設置することにより、約7万6千人の住民の生活環境が改善し、住民のコミュニティ能力の強化に寄与することが期待されます。

(参考)

  1. モンゴルは、国土面積は156.7万平方キロメートル(日本の約4倍)、総人口約264万人(2007年)、一人当たりGNI(国民総所得)は1,290米ドル(2007年、世銀)。
  2. 計画実施概要図(別添)(PDF)PDF

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