平成21年6月4日
- 6月3日(水曜日)(日本時間6月4日(木曜日))、同国の首都セントジョンズにおいて、我が方岩田達明駐アンティグア・バーブーダ国大使(トリニダード・トバゴにて兼轄)と先方ヒルソン・バプティスト農業・国土・住宅・環境大臣(Hilson Baptiste, Minister of Agriculture, Lands, Housing and the Environment)の間で13億2,800万円を限度とする「バーブーダ島零細漁業施設整備計画」に関する交換公文署名式が行われました。
- アンティグア・バーブーダは、東カリブ諸国における中心的な国であり、また、水産資源の持続的利用について我が国と共通の利害を有する国です。捕鯨やその他の水産資源に関する国際会議の場等において我が国と立場を同じくする同国との協力関係は、我が国水産業にとって、また、我が国食文化を守っていく上で重要です。
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本件計画は、水産業を主要産業の一つとするアンティグア・バーブーダのバーブーダ島に、水揚げ桟橋や荷捌き棟、漁具修理棟を建設し、製氷機等の関連機材を導入するために必要な資金を供与するものです。
本件協力の実施により、漁獲物の効率的な水揚げと販売ができるようになり、水揚量の増大と漁民の収入向上が見込まれます。
(参考)
- アンティグア・バーブーダは、カリブ海に位置する、面積約440平方キロメートル、人口約8.0万人(2006年)の国
- 計画実施地域地図(別添)(PDF)

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