平成21年5月26日
- 5月26日(火曜日)(現地時間同日)、ブルンジ共和国の首都ブジュンブラにおいて、我が方岩谷滋雄駐ブルンジ大使と先方オーギュスタン・ンサンゼ外務・国際協力大臣(S. E. M. Augustin Nsanze, Ministre des Relations Extérieures et de la Coopération Internationale)との間で、6億円のノン・プロジェクト無償資金協力に関する交換公文の署名式が行われました。
- ブルンジ共和国は、第一次産業への依存、高い人口密度を有する内陸国という地理的制約に加え、長年に亘った紛争の影響により、経済基盤が弱体化しています。2000年のアルーシャ和平合意後、ブルンジ政府は貧困削減戦略文書を作成し、マクロ経済の安定化、貧困削減及び経済成長といった諸問題に取り組んできており、これらの取組みを国際社会は支援しています。
- 我が国は、昨年5月に開催された第4回アフリカ開発会議(TICAD IV)において、アフリカにおける貧困の削減と平和の定着を支持していくことを表明しており、本件協力が、ブルンジ共和国の経済的困難緩和及び貧困削減に資することが期待されます。
(参考)
ブルンジ共和国はアフリカ中部に位置し、面積は2.78万平方キロメートルを有し、人口は約780万人、一人当たりGNI(国民総所得)は約100米ドル。