平成21年4月15日
- 4月15日(水曜日)(現地時間同日)、コートジボワール共和国のアビジャン市において、我が方岡村善文駐コートジボワール特命全権大使と先方ユスフ・バカヨコ外務大臣(M.Youssouf BAKAYOKO, Ministre des Affaires Etrangères)との間で、5億3,000万円の無償資金協力(食糧援助)に関する交換公文の署名式が行われました。
- コートジボワールでは、国民の約半数が貧困ライン以下の生活を強いられています。同国は、米の需要が供給に追いつかないため輸入に依存しており、大きな財政負担となっています。
- 我が国は、昨年5月の第4回アフリカ開発会議(TICADIV)の際に、対アフリカ諸国向け支援の倍増を表明しています。本件協力は、昨年来の世界的な食糧危機に対応し、米の調達に必要な資金を提供するものであり、同協力により、コートジボワールにおける食糧不足が緩和されることが期待されます。
(参考)
コートジボワール共和国は、面積約32.24万平方キロメートル、人口1880万人(2007年)、人口1人当たりのGNI(国民総所得)880米ドル(2006年)。