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タジキスタン共和国に対する一般文化無償資金協力(「国営サフィーナテレビ局番組ソフト整備計画」)に関する書簡の交換について

平成20年11月4日

  1. 日本政府は、タジキスタン共和国政府に対し、「国営サフィーナテレビ局番組ソフト整備計画(the Project for the Improvement of TV Programs of the State Institution “Safina Television" )」の実施に資することを目的として、3,910万円を限度とする額の一般文化無償資金協力を行うこととし、このための書簡交換が11月4日(火曜日)、タジキスタン共和国の首都ドゥシャンベにおいて、日本側 中山 喜弘 在タジキスタン臨時代理大使と先方ハムラーハン・ザリフィ外務大臣(Mr. Hamrokhon Zarifi, Minister of Foreign Affairs)との間で行われた。
  2. 国営サフィーナテレビ局は2005年に設立されたタジキスタンの国営第2放送で、認可されているテレビ放送が3つしかない同国のマスコミ機関の中で重要な位置を占めている。同テレビ局は、文化・教養・スポーツ番組を主体として放送するテレビ局として設立され、同国においては国民に対する文化・情報の発信拠点として多大なる影響力を有している。3年前に設立されたばかりでビデオライブラリーは小規模であり日本関係の番組ソフトは所有しておらず、厳しい財政状況の中、独自に日本紹介番組等を制作することは困難な状況にある。
     このような状況の下、タジキスタン共和国政府は、国営サフィーナテレビ局が番組ソフトを購入するために必要な資金につき、日本政府に対して一般文化無償資金協力を要請してきたものである。
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