
ドミニカ共和国に対する一般文化無償資金協力(「文化省エンリキージョ・サンチェス講堂音響及び照明機材整備計画」)に関する書簡の交換について
平成20年10月24日
- 日本政府は、ドミニカ共和国政府に対し、「文化省エンリキージョ・サンチェス講堂音響及び照明機材整備計画」
(the Project for the Improvement of Sound and Lighting Equipment of the Enriquillo Sanchez Auditorium of the Secretary of State of Culture/ el Proyecto para el Mejoramiento de Equipos de Sonido e Iluminación del Auditorio Enriquillo Sánchez de la Secretaría de Estado de Cultura)の実施に資することを目的として、5,040万円を限度とする額の一般文化無償資金協力を行うこととし、このための書簡の交換が10月24日(金曜日)(現地時間10月23日(木曜日))、ドミニカ共和国の首都サント・ドミンゴにおいて、日本側四宮信隆駐ドミニカ共和国大使とドミニカ共和国側ホセ・マヌエル・トゥルジョルス外務次官(Mr. José Manuel Trullols, Vice-Minister of Foreign Affairs)との間で行われた。
- ドミニカ共和国文化省の庁舎に付属するエンリキージョ・サンチェス講堂は、設備や規模から同国二番目の劇場として舞台芸術のみならず各種国家行事に使用され、同国のシンボル的な劇場として芸術文化振興の中心的な役割を担っている。
同講堂の音響・照明機材は15年前に整備されたものの、同国の厳しい財政状況の中、機材の更新ができず、機材の老朽化により各種事業の実施に支障が出ている状態にある。
このような状況の下、ドミニカ共和国政府は、エンリキージョ・サンチェス講堂の音響及び照明機材を購入するために必要な資金につき、我が国政府に対して一般文化無償資金協力を要請してきたものである。