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ルイセンコ記念ハルキフ国立オペラ・バレエ劇場に対する一般文化無償資金協力について

平成20年8月6日

  1. 我が国政府は、ウクライナ政府に対し、「ルイセンコ記念ハルキフ国立オペラ・バレエ劇場照明機材整備計画(the Project for the Improvement of Lighting Equipment of Kharkiv State Academic Opera and Ballet Theatre named after M.V.Lysenko)」の実施に資することを目的として、4,610万円を限度とする額の一般文化無償資金協力を行うこととし、このための書簡交換が8月6日(水曜日)(現地時間、同日)、ウクライナの首都キエフにおいて、我が方馬渕睦夫駐ウクライナ国大使と先方ボフダン・ダニリシン・経済大臣(H. E. Mr. Bohdan Danylyshyn, Minister of Economy of Ukraine)との間で行われた。
  2. ルイセンコ記念ハルキフ国立オペラ・バレエ劇場は、1874年にウクライナ第2の都市であるハルキフに設立され130年以上の歴史を有し、ウクライナを代表するそのオペラ・バレエ団により、ウクライナの舞台芸術を牽引する役割を果たしている。
     厳しい財政状況の中、1984年から91年にかけて劇場の改修を行ったものの、照明装置の更新までは不可能であったことから、老朽化した照明装置を使用し続けているが、故障しているものが多く、これら機材の更新が急務となっている。
     このような状況の下、ウクライナ政府は、ルイセンコ記念ハルキフ国立オペラ・バレエ劇場が照明機材を購入するために必要な資金につき、我が国政府に対して一般文化無償資金協力を要請してきたものである。
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