平成21年3月18日

1. 3月18日（水曜日）（現地時間同日）、モザンビーク共和国の首都マプトにおいて、我が方瀬川進駐モザンビーク国大使と先方ンドラム・ンゴクウェイ国連常駐調整官兼国際連合開発計画（UNDP）モザンビーク事務所代表（Mr. Ndolamb Ngokwey, The UN Resident Coordinator and the Resident Representative of UNDP）との間で、5億8,500万円の無償資金協力「コミュニティ参加を通じた村落環境整備計画（the Programme for Support to Village Environment through Community Participation）」に関する交換公文の署名式が行われました。
2. 本計画は、UNDPがモザンビークにおいて実施しているアフリカン・ミレニアム・ビレッジ事業の一部として実施されるものであり、生活環境の向上やコミュニティの改善を図るため、ガザ州、ザンベジア州及びナンプラ州において、農業関連施設、小学校に関連する施設の建設や関連資機材の供与などを通じて、村落環境の整備を行うものです。これにより、約15,000人の生活環境の改善が期待されています。
3. 我が国は、昨年5月の第4回アフリカ開発会議（TICAD IV）等において、アフリカにおけるコミュニティ開発を支援することを表明しており、本件はその協力の一環として実施するものです。

（参考）

1. モザンビーク共和国はアフリカ南部に位置し、面積は80.2万平方キロメートルを有し、人口は約2,010万人、一人当たりGNI（国民総所得）は340米ドル。
2. 計画実施概要図（添付）（PDF）

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