平成21年2月26日
- 日本国政府は、タンザニア連合共和国による「第二次ザンジバル市街地給水計画」(the Project for Zanzibar Urban Water Supply Development (Phase II))の実施を支援するため、14億1,900万円を限度とする無償資金協力を行うこととし、2月26日(木曜日)(現地時間同日)、ザンジバル市において、我が方中川坦駐タンザニア連合共和国大使と先方ザンジバル政府ムウィニハジ・マカメ財務・経済担当国務大臣(Dr. Mwinyhaji Makame, Minister of State, President's Office (Finance and Economic Affairs))との間で本件協力に関する書簡の交換が行われました。
- タンザニアは、我が国が対アフリカ援助において重視する国の1つであり、地方給水を含むインフラ整備や農業等を重点分野として支援を実施してきています。また、水と衛生は昨年5月に行われた第4回アフリカ開発会議(TICAD IV)において、我が国が表明した対アフリカ支援の重点事項の1つです。
- 本件計画はザンジバル市周辺地域にて深井戸を利用した上水施設の整備を行うものであり、本件協力の実施により、同地域における水質の向上、給水能力の向上(47,100立法メートル/日から54,100立法メートル/日)が見込まれます。
(参考)
- タンザニア連合共和国はアフリカ東岸に位置し、面積が日本の約2.5倍(94.5万平方キロメートル)、総人口は4,043万人であり、1人あたりGNI(国民総所得)は400ドル。
- 第二次ザンジバル市街地給水計画プロジェクト実施地域地図(別添)(PDF)

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