平成21年2月12日
- 2月12日(木曜日)(現地時間2月11日(水曜日))、ハイチ共和国の首都ポルトープランスにおいて、我が方大竹庄治在ハイチ国臨時代理大使と先方アナマリア・ラウリニ国際連合児童基金(UNICEF)在ハイチ事務所代表(Annamaria Laurini, UNICEF Representative in Haiti)との間で2億600万円の無償資金協力「ハイチ共和国における予防接種強化計画」に関する交換公文の署名式が行われました。
- 世界の極貧国の一つであるハイチでは、90年代以降の政治的・経済的混乱の結果、基礎的な公共サービスが十分に機能しておらず、乳幼児及び妊産婦の死亡率は、中南米地域で最悪となっています。
- 本件計画は、UNICEFと協力し、ハイチにおいて予防接種を実施するために必要な予防接種用ワクチン(ポリオ、BCG、ジフテリア等)やワクチン保管用の冷蔵庫等を供与するものであり、本件協力により、ハイチの乳幼児及び妊産婦を中心とする予防接種率が上昇し、同国の保健事情が改善されることが見込まれます。
(参考)
ハイチ共和国は、面積約2.75万平方キロメートル、人口約860万人(2006年)、人口1人当たりのGNI(国内総所得)約560米ドル(2007年)。