平成21年2月3日
- 2月3日(火曜日)(現地時間同日)、トーゴの首都ロメにおいて、我が方岡村善文駐トーゴ大使(コートジボワールにて兼轄)と先方ウナ・マッコレイ国際連合児童基金(UNICEF)在トーゴ事務所代表(Una McCauley, UNICEF Representative in the Republic of Togo)との間で、4億5,800万円の無償資金協力「サバネス、カラ及びマリタイム地域におけるコミュニティ参加を通じた子供のための環境整備計画(the Programme for Support to Child-Friendly Environments through Community Participation in the Savanes, Kara and Maritimes Regions)」に関する交換公文の署名式が行われました。
- トーゴでは、90年代以降、内政上の緊張、混乱が続き、経済状況が悪化しました。我が国は、昨年5月の第4回アフリカ開発会議(TICAD IV)で保健や水供給、教育を重点支援分野の一つとすることを表明しましたが、トーゴについても、同国の政情及び民主化の進捗を見つつ、貧困削減に寄与する保健、教育等の分野に重点を置いています。
- 本件計画は、UNICEFと協力し、北部2地域(カラ、サバネス)、及び南部のマリタイム地域において、小学校及び保健センター、給水衛生施設等を整備するとともに、地域住民に対する啓蒙活動を通じて、子供を取り巻く生活環境を改善するものです。
- 本件協力により、対象地域の小学校60校約1万4千人の児童が、良好な教育環境において学習することが可能となり、また、60保健センターが整備され、安定した保健サービスを受けることが可能となることが見込まれます。
(参考)
- トーゴ共和国は、面積約5.7万平方キロメートル、人口650万人(2007年、UNFPA)、人口1人当たりのGNI350米ドル(2006年、世銀)。
- 計画実施概要図(別添)(PDF)
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