国別地域別政策・情報 国別約束(年度別交換公文(E/N)データ)

アフガニスタン・イスラム共和国に対する無償資金協力に関する交換公文署名式について(「カブール市教育施設建設計画」国際連合児童基金(UNICEF)との協力)

平成21年1月22日

  1. 1月22日(木曜日)(現地時間同日)、アフガニスタン・イスラム共和国政府の首都カブールにおいて、日本側佐藤英夫駐アフガニスタン国大使とアフガニスタン側キャサリン・ムベング国際連合児童基金(UNICEF)在アフガニスタン事務所代表(Ms. Catherine Mbengue, Representative of the United Nations Children's Fund in Afghanistan)との間で、UNICEFと協力し、21億8,300万円の平和構築のための無償資金協力「カブール市教育施設建設計画」(the Project for Construction of Educational Facilities in Kabul City)を行うことに関する交換公文の署名式が行われました。
  2. 日本はこれまで「平和の定着」構想の下、アフガニスタンの平和と安定のため積極的に支援を行ってきており、これまでの支援額は14億6,000万ドルに上ります。アフガニスタンの将来を担う人材を育てる教育分野は、我が国対アフガニスタン支援の重点分野の一つです。
  3. 本件計画は、アフガニスタン教育省がUNICEFと協力しつつ、カブール市内の初等・中等学校48校を対象として行う(1)計1,000教室の建設、(2)給水場、トイレ、運動場等の整備、及び(3)2,000人の教員研修を支援するために必要な資金を供与するものです。本件協力により、新たに8万人の生徒(現在のカブール市の就学生徒数は約67万人)が、正規の授業を受けることが可能となり、教育の質・量がともに改善されることが見込まれます。

(参考)

 アフガニスタンの面積は約65.2万平方キロメートル、人口は約3,060万人。

このページのトップへ戻る
目次へ戻る