平成20年3月26日
本円借款は、バンコク首都圏において増大する輸送需要へ対処し、交通渋滞の緩和と大気汚染の改善、ひいては地域経済の発展に資するため、バンコクにおける輸送網整備の一環としてパープルラインを建設するものである。
バンコク首都圏では、交通渋滞及びこれに伴う大気汚染が深刻化しており、輸送網の整備が急務となっている。本円借款は交通渋滞の深刻なバンコク北西部からバンコク中心部に新規の鉄道を建設するものであり、これによって渋滞の緩和と環境の改善が促進されることになる。また、タイの国内消費が伸び悩む中、本円借款によって国内投資が活性化され、マクロ経済に好影響をもたらすことが期待される。
(1)金利:年1.4%(コンサルティングサービス部分は年0.01%)
(2)償還期間:25年(7年の据置期間を含む。)
(3)調達条件:一般アンタイド