国別地域別政策・情報 国別約束(年度別交換公文(E/N)データ)

モンゴルに対する円借款の供与について

平成20年3月3日

  1. 我が国政府は、モンゴル政府に対し、同国の経済の安定及び開発努力を促進するため、「新ウランバートル国際空港建設計画」に対し、288億700万円を限度とする額の円借款を供与することとし、このための書簡の交換が、3月3日(月曜日)、東京において、我が方高村正彦外務大臣と先方オヨーン・モンゴル国外務大臣 (H. E. Ms .Sanjaasurengiin OYUN, Minister for ForeignAffairs of Mongolia)との間で行われた。
  2. 対象案件の概要、意義

     モンゴルでは、市場化に伴うサービス産業の成長や地下資源・畜産資源に対する投資拡大等を背景として、国際線を中心に空港需要が急増している。一方、現行のウランバートル国際空港は、地理的に離着陸が一方向に限られていること、同空港の滑走路が短いために離発着可能な航空機の機種や機体重量が大幅に制限されていること等から、急増する航空需要に対応できない状況にある。
     「新ウランバートル国際空港建設計画」は、地理的制約を回避する地点に新空港を建設し、国際空港としての利便性の向上を図るととともに、我が国の優れた技術やノウハウを活用した最新の空港保安システムを導入し、航空輸送の信頼性・安全性の向上を図ることにより、モンゴルのさらなる経済発展に寄与することを目的としている。

  3. 供与条件

    (1)金利 :年0.20%(コンサルティング・サービスは0.01%)

    (2)償還(据置)期間:40(10)年

    (3)調達条件 :日本タイド

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