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国名 | セルビア | 事業地地図(PDF)![]() |
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G/C締結日 | 2011年3月9日 | |||
事業期間 | 2011年3月9日~2011年6月21日 | |||
分野 | 教育研究 | |||
被供与団体 | マイダンペク市マリヤ・ムンチャン幼稚園 | |||
供与限度額 | 8,267,264円 | |||
プロジェクトの概要 | ||||
マイダンペク市はセルビア共和国東部(首都ベオグラードから170キロ)のルーマニア国境近くに位置し,人口は約24,000人。同地域には,少数民族であるブラフ系住民が多く住んでおり,同市人口のおよそ1割を占めています。同地域は以前は銅山・治金工業が盛んでしたが,1990年代にこれら産業は衰退し,同国経済・地域開発省発表の資料によると,マイダンペク市は現在国内の最貧自治体のひとつに挙げられています。
マリヤ・ムンチャン幼稚園は市内唯一の公立幼稚園で,総園児数は323名。本園舎の建物は1970年の設立以来,現在に至るまで大きな改修が一度も行われておらず,園舎の窓・ドアも設立時に設置されたものが約40年そのまま使用されているため,園舎全体が著しく老朽化していました。長年の使用により園舎窓の保温・防寒機能は著しく損なわれ,園舎内で暖房を使用しても,熱を室内にとどまらせておくことができず,園児は非常に寒い中での活動を余儀なくさせられていました。また,強風により窓が勝手に開閉し,その勢いで窓が壁と衝突し,割れたガラスの破片が飛び散るという事態も発生していました。 同案件の実施により子供たちは冬の寒さから身を守ることができ,快適で安全な環境の下,教育を受けることが可能になりました。 |
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プロジェクトの進捗 | ||||
![]() ![]() 老朽化した園舎 |
![]() ![]() 日本の支援により修復された園舎窓 |
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その他特記事項 | ||||
なし |