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国名 | セルビア | 事業地地図(PDF)![]() |
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G/C締結日 | 2011年2月25日 | |||
事業期間 | 2011年2月25日~2011年5月30日 | |||
分野 | 医療保健 | |||
被供与団体 | ポジャレバッツ・ヘルスセンター所属ポジャレバッツ総合病院 | |||
供与限度額 | 9,922,834円 | |||
プロジェクトの概要 | ||||
セルビアの医療水準は全体的に日本の30年前程度のレベルでしかなく,財政難から老朽化した医療機材の使用を余儀なくされていたり,機材不足のため必要最低限な医療行為を施すことも困難となっています。 ポジャレバッツ総合病院はポジャレバッツ市(首都ベオグラードから約80キロ)に所在しており,同市(人口約75,000人)の他,周辺6市町村(人口約112,000人)を管轄していますが,医療機材の老朽化・不足により地域住民に十分な医療行為を施すことができませんでした。 例えば,同病院では除細動器(心停止状態に陥った時など,心臓に電気ショックを与えて正常な状態に戻すための医療機材)2台を広い病院内の各診療科で使い回している状態であり,必要な時にどの診療科に除細動器があるのか分からないという混乱も生じ,患者の生命が危険に晒されていました。 除細動器をはじめとする医療機材の整備により,人々が適切な医療行為を受けられるようになり,日本は同地域の医療水準の向上に大きく貢献しています。 |
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プロジェクトの進捗 | ||||
![]() ![]() 除細動器を含む基礎的な医療機材の老朽化により適切な治療を施せないでいました。 |
![]() ![]() 日本からの支援が,日々,患者の生命を救っています。 |
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その他特記事項 | ||||
なし |