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東ヌサ・トゥンガラ州シッカ県における3小学校整備計画
(The Project for Renovating 3 Elementary Schools in Sikka District, East Nusa Tenggara Province)

(写真)
国名 インドネシア 事業地地図(PDF)PDF
G/C締結日 2011年3月24日
事業期間 2011年3月24日~2012年3月23日
分野 教育研究
被供与団体 フローレス・レンバタ住民保健福祉財団
供与限度額 9,715,276円
プロジェクトの概要
 東ヌサ・トゥンガラ州はインドネシアの東部に位置する比較的小さな島々からなる州である。経済成長著しいインドネシアであるが,その東部は開発が遅れており,格差が広がっている。同州内のフローレス島の東部に位置するシッカ県では,村落が県内に点在しているため,村落から最寄りの小学校が所在する町まで距離が遠いことが多い上に,村落と町を結ぶ公共交通機関がほぼ皆無であり,さらに仮に公共交通機関があったとしても,貧困層が多いため生活費から交通費を捻出できない場合が多い。このため,小学校に通えない,あるいは自宅から小学校まで往復数時間かけて徒歩で通学する等の児童たちも多い。同県内のハビ及びドゥリ両小学校では校舎の老朽化が激しく,雨漏りのために雨季には感染症が発生する状況である。また,ピガン小学校分校では2005年に発生した地震の影響で校舎が崩壊し,使用できない状況であるため,同分校に通学していた小学生は3時間以上かけて同本校に通学せざるを得ない状況となっている。このような子供たちの劣悪な学習環境を改善するため,3小学校の校舎を改築するとともに,机等の教育機材を供与するものである。
プロジェクトの進捗
開始
(写真)
改修前のドゥリ小学校の様子。
(写真)
改修前のピガン分校の様子。地震の影響により,2005年よりこのような状態となっている。
中間
(写真)
校舎を立て直すため,既存のハビ小学校の校舎を壊している様子。
完了
(写真)
改修されたハビ小学校の校舎と,我が国からの支援であることを示す横断幕。
(写真)
改修されたピガン分校の校舎の様子。敷地内に,同じような校舎がもう一つ存在する。
その他特記事項

なし

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