国別地域別政策・情報 国別約束(年度別交換公文(E/N)データ)

ブカシ市廃棄物最終処分場における廃棄物分別処理機能向上計画
(The Project for Improving the Ability to Separate Wastes at Landfill in Bekasi)

(写真)
国名 インドネシア 事業地地図(PDF)PDF
G/C締結日 2011年3月9日
事業期間 2011年3月9日~2012年3月8日
分野 民生環境
被供与団体 維持可能な平和及び繁栄のための社会財団
供与限度額 9,859,002円
プロジェクトの概要
 インドネシアは,2011年に6.5%の国内総生産成長率を記録し,毎年著しい経済成長を遂げている。ジャカルタ特別州はその首都及び最も高い域内総生産を誇る都市として,名実ともにインドネシアの中心地となっており,人口は1,000万人を超えることも間近と言われている。ジャカルタのベッドタウンとして東側に隣接する西ジャワ州ブカシ市では人口が急増し,短期間で200万人を超える都市に成長した。他方,その急激な成長に対して,都市インフラの整備が追い付かず,様々な問題が発生しているが,その一つが廃棄物処理の問題である。ブカシ市の大量の廃棄物は,市内にある廃棄物処理場において日々山積みにされていっており,行政機関も有効な手を打てていない。系統立った廃棄物の分別の仕組みも構築できておらず,貧困な地域住民が廃棄物の山の中に分け入り,売れそうな資源廃棄物を自主的に回収することによって結果的に分別されているというのが現状である。この現状を改善すべく,廃棄物が同処分場に運び込まれた段階で分別作業をより安全で衛生的かつ効率的に行うことができるようにするため,ホッパー,トロンメル及びベルト・コンベアを各1台設置する。
プロジェクトの進捗
開始
(写真)
分別するためのベルト・コンベア等設置予定地の様子。左側に見えるのが,ブカシ市から出た廃棄物が積み上げられた山。
(写真)
廃棄物の山の様子。山の上に,重機とともに廃棄物を分別する人の姿が見える。案件完了後には,彼ら彼女らが,ベルト・コンベアで分別作業をできるようになる。
中間
(写真)
廃棄物を遠心力により分別しやすくするトロンメルを設置している様子。
完了
(写真)
設置されたホッパー,トロンメル及びベルト・コンベア。
その他特記事項

なし

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