（実施事務局：社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン）

　本研究会では教育分野をテーマとして取り上げ、主にNGO職員ほか援助関係者を対象に権利基盤型アプローチに基づいた基礎教育支援一般、紛争や災害時の基礎教育支援についてのワークショップを2回、各3日間にわたり開催します。

1. スケジュール・内容・講師

（1）ワークショップ1：権利基盤型アプローチと基礎教育支援

日時

2008年10月10日（金曜日）、10月11日（土曜日）、10月12日（日曜日）9時30分～17時30分
（詳細プログラムはこちらをご覧ください(PDF)。プログラムは変更する場合があります）

目的

国連やNGOなどを中心として国際援助において普及している権利基盤型アプローチ(Rights-based Approach)の概要を学び、基礎教育支援にどのように適用できるかを分析します。

講師

Jay Wisecarver, Child Rights/Child Rights Programming Training Advisor, Save
the Children Sweden：権利基盤型アプローチや子どもの権利についての第一人者。当該分野における国際NGOの職員に対する研修ファシリテーターやアドバイザーを長年務めている。

使用言語

英語（グループワークは日本語で行います）

（2）ワークショップ2：より効果的な基礎教育支援に向けて－緊急から復旧・復興へ

日時

2008年11月21日（金曜日）、11月22日（土曜日）、11月23日（日曜日）9時30分～17時30分（1日目：ステークホルダー分析、2・3日目：プランニング　詳細プログラムについては10月上旬にお知らせします。プログラムは変更する場合があります。）

目的

紛争や災害発生直後の緊急人道支援期から中・長期的な復旧・復興期における基礎教育支援を実施するにあたり、権利基盤型アプローチを具体的にどのように適用できるのかを、ニーズ・アセスメントやプランニング・エクササイズなどを通じて学びます。2006年にJNNEが実施した「最低基準」（Minimum Standards for Education in Emergencies, Chronic Crises and Early Reconstruction: MSEE）に関するワークショップのフォローアップとして、本ワークショップでは実践により重点を置きます(MSEEについては http://www.ineesite.org/page.asp?pid=1429 参照）。

講師

Susan Nicolai, Education Cluster Deputy Coordinator, Save the Children Schweiz（スイス） 2008年より教育クラスターの副調整官として勤務する当該分野の第一人者。Save the Children Alliance教育アドバイザーのほか、ガーナ、グァテマアラ、インドでの教育開発協力事業、東ティモール、ブルンジ、イランで緊急・復興時の教育事業に従事。ロンドン大学教育研究所で教育・国際開発修士号取得。著書・論文多数。

使用言語

英語（グループワークは日本語で行います）

＊11月21日（金曜日）17時00分～19時30分に「公開シンポジウム　より効果的な基礎教育支援に向けて－緊急から復旧・復興へ－」を別途開催します（ユニセフと共同実施）。プログラム詳細は後日ご案内します。

＊本ワークショップは、次の組織・機関のご協力の下実施します。
NGO教育協力ネットーワーク（JNNE）、財団法人日本ユニセフ協会、ユニセフ駐日事務所、
早稲田大学グローバルCOEプログラム『アジア地域統合のための世界的人材育成拠点』「アジアの人権ガバナンス」研究プロジェクト

2. 対象者

　国際人道援助・開発協力分野のNGO職員ほか他援助機関・組織職員で研修の成果を所属団体の活動に活かせる方（NGO職員を優先させていただきます）。各ワークショップにつき定員30名。

＊上記に該当されない方でも、参加人数に応じてオブザーバーとしての参加が可能です。
ただし、研修の成果を活動に活かせる方が優先されます。

3. 会場

独立行政法人　国際協力機構　国際協力総合研修所 4階（400号室）
住所：〒162-8433　東京都新宿区市谷本村町10-5　
地図：http://www.jica.go.jp/kokusouken/office/map.html

4. 申し込み方法

ワークショップ1

ワークショップ1 Application Form(WORD)に英語でご記入後、下記5.申込先にメールでお申し込みください。
申込締切9月26日（金曜日）必着。ご参加いただける方には、10月3日までに事務局よりメールでご連絡します。

ワークショップ2

ワークショップ2 Application Form(WORD)に英語でご記入後、下記5.申込先にメールでお申し込みください。申込締切10月31日（金曜日）必着。ご参加いただける方には、11月7日までに事務局よりメールでご連絡します。

＊参加費：　いずれも無料。ワークショップ1、ワークショップ2の連続したご参加、または個別のご参加も可能です。

5. 申込先

社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン　NGO研究会事務局担当（小荒井）
下記Application Formに英語で記入の上、以下のアドレスにメールでご送付ください。お問い合わせもメールでお願いいたします。
E-mail: workshop@savechildren.or.jp

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