企業とNGO の連携は、これまでの「資金供与をする側、される側」といった関係から、開発途上国の社会と自らの活動(団体の事業、会社の運営等)との関係を見据えつつ、各々の立場、役割に基づき共に「助け合う」関係に変容しつつあります。
本研究会では既に10月に2回連続の勉強会を開催し、講師を招いて企業のCSR活動の方向性とNGOの活動の接点について意見交換を行いました。今回は、特に開発途上国社会に活動拠点をもつ企業とNGOの連携に焦点をあて、先駆的な事例を取り上げ、より実践的で広い視点に立ったグローバルイシューを解決する為の「企業とNGO のパートナーシップのあり方」を問いかけます。
1. 日時:12月13日(木曜日)14時00分~17時00分
2. 会場:国際協力総合研修所 4階会議室
〒162-0845 東京都新宿区市ヶ谷本村町10-5
http://www.jica.go.jp/branch/ific/map/
(JR中央線・総武線 市ヶ谷駅より徒歩10分)
3. 定員:50名
4. 対象者:NGO関係者・企業関係者
5. 参加費:無料
6. プログラム内容 (司会:富野 岳士 (JANIC事務局次長))
時間 | 項目 | 担当者(敬称略) |
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13時30分 | 受付開始 | |
14時00分~14時05分 | 主催者挨拶 | 寒川 富士夫 (外務省民間援助連携室室長) |
14時05分~14時10分 | はじめに | 下澤 嶽 (JANIC事務局長) |
連携事例発表 | ||
14時10分~14時35分 | (1)企業の海外拠点との積極連携 株式会社 INAX+社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン |
久留島 豊一 (株式会社 INAX 環境戦略部部長) 堀江 由美子 (社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 広報・マーケティング部) |
14時35分~15時00分 | (2)企業の本業を活かした連携 積水アクアシステム 株式会社+特定非営利活動法人APEX |
松原 善治 (積水アクアシステム 株式会社 エンバイロメント事業部長) 彦坂 哲弥 (特定非営利活動法人 APEX 広報・情報担当) |
15時00分~15時25分 | (3)NGOの現地化と、企業の事業地における連携 株式会社 ニコン+社団法人 シャンティ国際ボランティア会 |
安江 浩司 (株式会社 ニコン 総務部 社会貢献室長) 藤川 和美 (社団法人 シャンティ国際ボランティア会 海外事業課 タイ担当) |
15時25分~15時50分 | (4)中間支援組織を生かした連携 株式会社 大和証券グループ本社+アジア・コミュニティ・センター21(ACC21) |
金田 晃一 (株式会社 大和証券グループ本社CSR室次長) 鈴木 真里 (アジア・コミュニティ・センター21(ACC21) 事務局長) |
15時50分~16時40分 | パネルディスカッション 「連携の経験から学ぶ、NGOと企業が出来ること」 ~新たな関係のあり方を探る~ |
コメンテーター: 金田 晃一 (株式会社 大和証券グループ本社CSR室次長) 下澤 嶽(JANIC事務局長) パネリスト: 上記事例発表者7名、 会場参加者 |
16時40分~16時55分 | まとめ ~NGOの企業連携担当者間のネットワークの必要性~ |
下澤 嶽(JANIC事務局長) |
16時55分~17時00分 | 閉会挨拶 | JANIC |
7. 参加申し込み方法:
JANIC井端宛 ibata@janic.org に、下記の4点を明記の上、題名を「企業との連携フォーラム申込」としてメールにてお申込ください。
申込締切: 12月10日(月曜日)
※ 尚、本研究会終了後、JANIC主催の交流会が催される予定です(詳細はJANICに確認願います)。
8. お問い合わせ先