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NGO向けセミナーおよび公開シンポジウムのお知らせ
~貧困を改めて考える:アフリカNGOから学ぶ~

 来たる12月9日(土)・10日(日)に、セネガルとエチオピアから現地NGO職員を招き、国内の有識者を交えて、外務省主催のNGO向けセミナーおよび一般の方々向けの公開シンポジウムを行います。

 9日のNGO向けセミナーでは、日本のNGOで活躍している方々を対象に「貧困」を改めて学ぶため、国内専門家による「世界的な貧困論の変遷」に関するレクチャーの後、アフリカ現地NGO職員から「アフリカにおける貧困の実態」と「貧困撲滅のための実践の課題と可能性」について報告が行われます。その後、「貧困撲滅のために日本のNGOが果たしうる役割、そして現地NGOとの協働の可能性」をテーマに、グループに分かれて意見交換を行う予定です。

 10日の公開シンポジウムでは、一般の市民の方々を対象に、第一部で、貧困問題の第一線の専門家による世界的な議論に関する基調講演の後、アフリカNGO職員から、アフリカにおける貧困の実態、そして貧困撲滅のための具体的取り組みについて報告が行われます。この第一部と前日のNGOセミナーを踏まえ、第二部では、日本の中でも特に市民社会が世界の貧困削減のために果たしうる役割について、活発に議論するために、パネル討論および公開討論を行います。

 日本の市民社会が、アフリカNGOと直接対話ができる又とない機会ですので、是非ともご参加ください。

 なお、会場準備の都合もあり、可能な限り事務局への事前登録をお願いしております。申込み方法に関しては、以下をご参照下さい。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

NGO向けセミナー

主催 外務省
事務局 (特活)TICAD市民社会フォーラム(TCSF)
〒169-0051
東京都新宿区西早稲田1-21-1 早大西早稲田ビル7F
プロジェクト室613-6号室 早稲田大学アジア太平洋センター 内
Tel/Fax: 03-5286-8261
担当 長島・吉田
日時 12月9日(土)10時~17時
場所 JICA 国際協力総合研修所(市ヶ谷)
(地図はJICAホームページをご参照下さい。
 http://www.jica.go.jp/branch/ific/map/index.html)
申込み方法 TICAD市民フォーラム(担当吉田宛)symposium@ticad-csf.netに、文末のフォーマットの各項目をご記入の上、件名を「セミナー参加希望」としてお申込み下さい。
申込み締切日 12月1日(金)(必着)
席に限りがございますので、申込み多数の場合は、後日各団体内で人数調整のお願いをさせて頂くことがあります。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

公開シンポジウム

主催 外務省 ポスター
事務局 (特活)TICAD市民社会フォーラム(TCSF)
〒169-0051
東京都新宿区西早稲田1-21-1 早大西早稲田ビル7F
プロジェクト室613-6号室 早稲田大学アジア太平洋センター 内
Tel/Fax: 03-5286-8261
担当 長島・吉田
日時 12月10日(日)13時~17時30分
場所 JICA 国際協力総合研修所 国際会議場(市ヶ谷)
(地図はJICAホームページを参照下さい。
 http://www.jica.go.jp/branch/ific/map/index.html)
申込み方法 TICAD市民フォーラム(担当吉田宛)symposium@ticad-csf.netに、文末のフォーマットの各項目をご記入の上、件名を「シンポジウム参加希望」としてお申込下さい。
申込み締切日 12月1日(金)(必着)
定員 120名(定員を超えた場合は、先着順とさせて頂きます。)

<申込みフォーマット >

・お名前 (和文):    
(英文):    
・E-mail:    
・所属先:    
・役職:    

◇◆ スケジュール ◆◇

 NGO向けセミナー 12月9日(土) 10時~17時

目的 日本のNGO中堅スタッフの貧困理解促進とアフリカNGOとの交流推進
開催予定日 2006年12月9日(土)
会場 独立行政法人国際協力機構(JICA)国際協力総合研修所
参加予定者人数 世界の貧困撲滅に関わるNGO中堅スタッフ 約40名
使用言語 英語・フランス語・日本語(同時通訳有り)

スケジュール

9:00 - 10:00 受付
10:00 - 10:10 開会挨拶(外務省)
10:10 - 10:40 参加型手法を利用してのNGO自己紹介 *各団体1分以内
(各団体の活動や経験や本セミナーへの期待など)
10:40 - 11:00 【ブレーンストーミング】各自の「貧困」理解の確認と紹介
11:00 - 11:30 【レクチャー】「世界的な貧困に関する議論の変遷」
大林稔 (TCSF代表 / 龍谷大学教授)
11:30 - 12:00 【レクチャー】アフリカにおける貧困の実態 セネガルでの経験から Mamadou Ndiaye(Enda-graf)
12:00 - 12:30 エチオピアでの経験から Leulseged Asfaw(CRDA)
12:30 - 12:45 質疑応答
12:45 - 13:30 昼食 
13:30 - 14:30 【レクチャー】
貧困撲滅のための実践:困難と課題解決の手法、そして多様なアクター(ドナーや国際機関)との協力    
セネガルでの実践紹介Mamadou Ndiaye(Enda-graf)
質疑応答(10分)多様なアクター(ドナーや国際機関)との協力
エチオピアでの実践紹介 Leulseged Asfaw(CRDA)
質疑応答(10分)
14:30 - 14:40 2グループに分かれ、場所移動
14:40 - 15:40 【ワークショップ】
貧困撲滅のための実践の困難と日本NGO=現地NGO協力の可能性
セネガルNGO及び日本の15団体
ファシリテータ:(調整中)
エチオピアNGO及び日本の15団体
ファシリテータ:石田洋子(TCSF副代表 / 財団法人国際開発センター主任研究員)
15:40 - 16:00 場所移動とコーヒーブレイク 
16:00 - 16:50 【グループ発表】及び【全体討論】
日本のNGOは世界の貧困撲滅のために何ができるか?
(現地及び多様なアクターとの連携や活動の質的向上に向けて)
ファシリテータ:舩田クラーセンさやか(TCSF副代表 / 東京外国語大学講師
16:50 - 17:00 閉会挨拶 大林稔  

 公開シンポジウム 12月10日(日)13時~17時

目的 日本の広く多様な層の人々に、世界的な貧困に関する議論、アフリカの貧困の実態と貧困撲滅のための実践を紹介し、共に日本が貧困撲滅のために果たしうる役割について活発に議論する。
開催予定日 2006年12月10日(日)
会場 JICA国際協力総合研修所
参加予定者 NGO関係者、開発援助機関関係者、在京アフリカ外交団、国際機関関係者、貧困問題に関心を持つ一般の方
参加予定者数 120名
使用言語 英語・フランス語・日本語(同時通訳有り)

スケジュール

12:00 - 13:00 受付
13:00 - 13:10 開会挨拶(外務省)
13:10 - 13:30 【紹介】前日のNGOセミナーの討論紹介 舩田クラーセンさやか(TICAD市民社会フォーラム副代表 / 東京外国語大学講師)
13:30 - 14:00 【基調講演】貧困とは何か?"the poor"から"the deprived"の変遷
大橋正明(シャプラニール=市民による海外協力の会代表理事 / 恵泉女学園大学教授)
14:00 - 15:20 【講演】アフリカNGOによる貧困撲滅の試みと日本への期待 セネガル Mamadou Ediaye(Enda-graf)質疑応答(10分)
エチオピア Leulseged Asfaw(CRDA)質疑応答(10分)
15:20 - 15:40 コーヒーブレイク
15:40 - 16:40 パネリスト:
 勝間靖(早稲田大学助教授)
 林達雄((特活)アフリカ日本協議会代表理事 / ほっとけない 世界のまずしさ代表理事)
 駐日本アフリカ外交団代表
 アフリカ2NGO団体代表(Mamadou Ndiaye & Leulseged Asfaw)
 大林稔(TICAD市民社会フォーラム代表 / 龍谷大学教授)
ファシリテータ:舩田クラーセンさやか
16:40 - 17:10 【公開討論】日本の市民社会は世界の貧困撲滅のために何ができるか?
17:10 - 17:20 【総括】大林稔
17:20 - 17:30 閉会挨拶(外務省)
17:30 - 18:30 控え室を利用して簡単な懇親会を実施。
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