地球環境

鳩山総理の「持続可能な開発リーダーシップ賞」の受賞について

平成22年2月5日

  1. 5日、インド・ニューデリーで開催中の第10回「デリー持続可能な開発サミット」(注1)において、鳩山総理大臣に対し、2010年「持続可能な開発リーダーシップ賞」(注2)が授与されることが発表されました。
  2. 今回の受賞は、日本におけるグリーン経済の促進や、温室効果ガス排出量の25%削減目標など、鳩山総理の気候変動問題に関するリーダーシップが高く評価されたものであり、先見性のあるリーダーシップにより持続可能な未来を確保するための顕著な貢献を認めるとしています。
  3. 鳩山総理は、授賞式でのビデオ・メッセージにおいて、自分が受賞したことは気候変動問題に真剣に取り組もうとするすべての国のリーダーへの激励のメッセージであると述べました。そして、できるだけ多くの国が「コペンハーゲン合意」に参加するよう日本として引き続き積極的に各国に働きかけるとともに、すべての主要国が参加する公平かつ実効的な国際枠組みを構築する包括的な一つの法的文書の速やかな採択に向け、引き続き努力していく旨を表明しました。
(注1)デリー持続可能な開発サミット
インドの資源エネルギー研究所(TERI、所長はパチャウリIPCC議長)が主催する持続可能な開発に関するグローバルなフォーラム。2001年以降、毎年2月に開催されている。今回のテーマは、「コペンハーゲンを越えて:持続可能な開発への新しい道」。
(注2)持続可能な開発リーダーシップ賞
デリー持続可能な開発サミットにおいて、2005年以降、持続可能な開発に関して顕著な貢献を行った指導者に授与されてきている。過去の受賞者は、潘基文国連事務総長(2009年)、シュワルツネッガー・カリフォルニア知事(2007年)、豊田章一郎トヨタ自動車名誉会長(2005年)など。
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