経済

日本・インド経済連携協定(EPA)締結交渉 第8回会合の概要

平成20年7月17日


  1. 日本・インド経済連携協定(EPA)締結交渉の第8回会合は、7月14日(月曜日)から7月17日(木曜日)まで、東京(外務省)において開催された。
  2. この会合には、我が国から草賀純男外務省経済局審議官(日本側共同議長コーディネーター)他局長級共同議長及び各省庁の関係者が、インドからディネーシュ・シャルマ商工省局長(インド側共同議長)他各省庁の関係者がそれぞれ出席した。
  3. 会合では、主に次のような内容の議論が行われた。

    (1)全体会合で交渉全般につき議論が行われたほか、物品貿易(市場アクセス、一般ルール)、投資、協力、その他の分野(競争、政府調達、非関税措置)、総則・最終規定、紛争解決について実務レベル(共同議長級)乃至専門家レベルで意見交換が行われ、それぞれ前進がみられた。多くの分野で条文案に基づく意見交換が行われた。

    (2)物品貿易の市場アクセス交渉では、会合に先立って交換した双方の関税撤廃等に関するリクエストに基づいて、双方の関心品目、国内事情等につき議論を行った。

  4. 双方は、今後交渉を更に加速化することで一致した。
  5. 次回第9回会合は9月にインドにて開催することとし、詳細は外交ルートを通じて調整することとなった。
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