日本・インド経済連携協定（EPA）締結交渉 第2回会合の概要
平成19年4月
1. 日本・インド経済連携協定（EPA）締結交渉の第2回会合は、4月9日（月曜日）から12日（木曜日）まで、東京（外務省）において開催された。
2. 今回の会合には、我が国から草賀純男外務省経済局審議官（日本側共同議長コーディネーター）他局長級共同議長及び関係省庁の関係者が、インド側からディネーシュ・シャルマ商工省局長（インド側共同議長）他関係省庁の関係者がそれぞれ出席した。
3. 会合では、次のような内容の議論が行われた。
（1）物品貿易（市場アクセス、一般ルール、原産地規則、税関手続）、サービス貿易、投資、知的財産、ビジネス環境整備、協力、その他の分野について、実務レベル（共同議長級）乃至専門家レベルで、双方の関心事項等について意見交換が行われ、それぞれ前進がみられた。また、一部の分野では条文案に基づく意見交換も行われた。
（2）物品貿易の市場アクセス交渉では、主に交渉の進め方（モダリティー）について議論を行った。
4. 次回第3回会合は6月末頃にインドで開催する方向で調整を図ることとなった。