経済

日本・チリ経済連携協定の交渉開始に関する共同新聞発表
(仮訳)

2005年11月18日
於:釜山(韓国)

 日本国小泉純一郎総理大臣及びチリ共和国リカルド・ラゴス・エスコバル大統領は、2005年11月18日、釜山において会談し、両国間の経済連携を一層強化することの重要性について議論した。

 両首脳は、2004年11月22日の会談において、両国間の経済連携協定(EPA)/自由貿易協定(FTA)の締結可能性を検討するための両国産学官による「共同研究会」の設置に合意しており、同研究会が4回にわたり活発な議論を重ね、今般両首脳に対して報告書を提出したことを高く評価した。

 両首脳は、同報告書の提言を踏まえ、両国間の経済連携協定の締結が両国間の緊密な経済関係を幅広い分野においてより一層発展させることに寄与することを確信し、日本・チリ経済連携協定の締結交渉を立ち上げることを決定した。また、両首脳は、同研究会における議論の成果に基づき、両国が建設的、積極的かつ柔軟性を持って交渉することについて一致した。

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