平成18年9月4日
日本・チリ経済連携協定(EPA)交渉第4回会合が、8月28日(月曜日)から9月1日(金曜日)まで、チリ・サンティアゴ(外務省)において開催されたところ、概要以下のとおり。
今回の会合には、我が国から近藤誠一ユネスコ代表部大使(前国際貿易・経済担当大使)ほか関係省庁の代表が、チリ側からカルロス・フルチェ外務副大臣(国際経済関係担当)ほか関係省庁の代表がそれぞれ出席した。
今次会合においては、両国の政府関係者は次のような議論を行った。
(1)物品の貿易、サービス貿易、投資等全ての交渉分野において、これまでの交渉の結果に基づき条文案の調整が進められ、多くの分野で前進が見られた。
(2)物品の貿易に関する市場アクセスに関し、双方の関心品目について具体的な議論が行われ、双方の立場につき理解が深まった。
次回第5回会合は11月前半を目途に東京で開催することとし、その間、中間会合の開催等によって、更に交渉の前進を図ることとなった。