経済

日本・チリ経済連携協定(EPA)第1回交渉の開催

平成18年2月

  1. 日本・チリ経済連携協定(EPA)第1回会合は、2月23日(木曜日)、24日(金曜日)の両日、東京(外務省)において開催された。
  2. 今回の会合には、我が国から近藤誠一国際貿易・経済担当大使ほか関係省庁の代表が、チリ側からカルロス・フルチェ外務副大臣(国際経済関係担当)ほか関係省庁の代表がそれぞれ出席した。
  3. 会合では、両国間の政府関係者の間で次のような内容で意見交換を行った。

    (1) 交渉の基本原則について、二国間の貿易・投資の自由化の促進に資するものであること、双方のセンシティブ分野に配慮し建設的かつ柔軟性をもった交渉とすること、及びスピード感をもった交渉とすることにつき認識を共有した。

    (2) 体制については、我が方は近藤国際貿易・経済担当大使、チリ側はカルロス・フルチェ外務副大臣を首席交渉官とし、実務者レベル会合を監督することとされた。

    (3) 交渉対象分野につき、日チリ双方の関心分野を表明し、今後協議を継続していくこととされた。

  4. 今次会合を踏まえ、両国専門家による中間会合を開催した上で、次回の首席交渉官会合は5月中旬を目途にサンティアゴで開催することとされた。
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