経済

日・ベトナム経済連携協定第2回会合
(概要)

2007年3月

1. 日程・場所

3月27日(火曜日)~30日(金曜日)、於:ハノイ

2. 出席者

日本側:横田国際貿易・経済担当大使(首席交渉官)、外務省(田辺経済局審議官:共同議長)、財務省(坂口大臣官房審議官:共同議長)、農林水産省(笹谷大臣官房審議官:共同議長)、経済産業省(永塚通商政策局通商交渉官:共同議長)他

ベトナム側:ファン・テー・ズエ商業次官(首席交渉官)、外務省(チュオン・チュウ・ズオン多国間協力局長代理)、商業省(チャン・クオック・カイン多国間貿易政策局長)、計画投資省(ドー・ニャット・ホアン法制局次長)、水産省(グエン・ティ・ミエン国際協力局長代理)他

3. 概要

(1) 総論

(イ) 全体会合の他に、物品貿易、物品一般ルール、原産地規則、税関手続、サービス貿易、知的財産、競争、協力、ビジネス環境整備等についての専門家会合を開催し、日本側から事前に提示した条文案等について意見交換を行った。

(ロ) 次回(第3回)交渉会合は、5月乃至は6月に東京において開催することで一致した。

(2) 各論

(イ) 物品貿易

  • 会合に先立って交換した双方のリクエスト・オファーをもとに、物品交渉を開始した。また、日越双方の事情等について意見・情報交換し、双方の理解を深めた。
  • 原産地規則及び税関手続についても、日本側が(第1回交渉に先だって)提示した条文案について協議を行った。

(ロ) サービス

  • サービス分野に関する日越双方の意見を交換し、双方の考えに関し理解を深めた。

(ハ) 知的財産

  • 日本側から(第1回交渉の際に)提案した条文案に対する越側のコメントを聴取するとともに、より具体的な協議を行った。また合わせて、双方の法制度や運用状況について情報交換を行った。

(ニ) 競争

  • 日本側から(第1回交渉の際に)提案した条文案に対する越側のコメントを聴取するとともに、より具体的な協議を行った。また合わせて、双方の法制度や運用状況について情報交換を行った。

(ホ) 協力

  • 日本側が(第1回交渉に先だって)提示した条文案について、越側のコメントを聴取するとともに、協力に関する越側の要望について協議した。

(ヘ) ビジネス環境整備

  • 日本側が(第1回交渉に先だって)提示した条文案について、越側のコメントを聴取するとともに、ビジネス環境整備分野のフレームワークについて双方の意見交換を行った。
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