平成17年12月
12月6日(火曜日)、ソウル総合運動場チャムシル体育館で「日韓友情年2005」のフィナーレを飾るイベントの一つとして、「日韓友情年記念コンサート」が盛大に開催されました。日韓双方の若いアーティストが共演し(日本からは、平原綾香、中島美嘉、V6、韓国からは、BoA、キム・ジョングク、キム・ボムス、ピ(Rain)、SE7EN、東方神起、フィソンが出演)、両国から詰めかけた観客、約7,000人を魅了しました。日韓双方で人気の高いBoAは、「友情年を締めくくる舞台に立つことができ、光栄。」と述べました。コンサートの最後には、出演者全員が一つになり、友情年のテーマソングである「Dance With Me」を歌いました。
また、コンサートの冒頭に行われたセレモニーでは、平山郁夫実行委員長及び崔相龍(チェ・サンヨン)諮問委員長の挨拶後、現在NHKで放送中の「チャングムの誓い」の主題歌の合唱、そして日本の青森県立田子高校の郷土芸能「田子の杜の芸能」の流し踊りが元気よく披露されました。
このコンサートは、12月25日(日曜日)23時15分頃より、NHK及びMBCの地上波で同時放送の予定です。
翌7日(水曜日)には、ロッテホテル・ワールドで「日韓友情年2005」記念レセプションが開催され、日本政府を代表して金田勝年外務副大臣が、韓国政府を代表して柳明桓(ユ・ミョンファン)外交通商部第一次官が挨拶をし、それぞれ両国民間の交流の重要性を強調しました。
その後、1)青森県五所川原第一高校の津軽三味線「津軽の思い」、2)青森県立田子高校の郷土芸能「田子の杜の芸能」の盆舞、3)ソウル国楽芸術高校の古典楽器カヤグムの演奏及び「扇立ち舞」、4)岩手県立北上翔南高校の郷土芸能「鬼剣舞」がそれぞれ披露されました。各学校のレベルの高い演奏や演技には、拍手が沸き起こりました。
また、本レセプションには、これまで実施された友情年イベントに参加した多くの学生達を含む日韓関係者が参加し、この一年間を振り返りつつ、それぞれのイベントの成功を共に祝いました。