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イエメンに関するロンドン国際会議 議長声明の骨子
平成22年1月27日
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統一されたイエメンに対する支持を再確認するとともに、その内政に介入すべきでないことを強調する。
イエメンの長期的な安定と発展は、イエメン政府による政治・経済・社会改革によってのみ達成される。
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イエメンにおける課題は拡大しており、イエメン自身及びより広い地域の安定を脅かす危険がある。イエメン政府は重要な懸案として以下を確認。
(1)イエメンが直面する課題に対する共通認識の形成
(2)イエメン政府による政治・経済改革に向けた機運の向上
(3)イエメンへの国際的な協調及び支持
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イエメン政府は、国際社会の支援を得つつ、これら課題に早期に取組む必要性を認識。
- 会議は以下を歓迎した。
(1)イエメン政府による改革の継続の確認と、IMFの下での計画に向けた協議の開始。
(2)イエメン支援に関する湾岸及び西側諸国ドナーによる会議開催(2月27-28日)。
(3)イエメン政府による「アル・カーイダ」及びその他のテロとの闘いに対する支持の確認。
(4)特に沿岸警備隊への支援を通じた、治安上の課題へのイエメン政府による取組みへの支援。
(5)「イエメン・フレンズ・プロセス」の立ち上げ。
3月下旬に「イエメン・フレンズ」会合を実施する。イエメン政府とフレンズ関係国は、イエメンの国家改革アジェンダの実施方法を「経済とガバナンス」、「司法と法の支配」に関する2つのワーキング・グループ等を通じて議論する。