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塩崎官房長官とチェイニー米国副大統領の会談について
平成19年2月21日
2月21日午前7時30分から約50分間、来日中のチェイニー米国副大統領が塩崎官房長官との間で朝食を挟みつつ会談を行ったところ、概要以下のとおり。会談では、日米同盟の強化、六者会合を含む北朝鮮情勢を中心とする地域情勢、イラクやアフガニスタンをはじめとする国際情勢等について議論が行われた。
- まず日米同盟に関し、塩崎官房長官より、チェイニー副大統領が今回日本と豪州を訪問すること自体が力強いメッセージであると述べた。双方は、ミサイル防衛及び米軍再編に関する協力の推進の重要性で一致した。
- 六者会合については、先般の合意は正しい方向に向けた第一歩であって、今後とも日米が力強く連携していく必要があることで一致し、米側は拉致問題に関する日本の立場に理解を示した。また中国の役割が重要であることについて意見の一致があった。
- また、イラク、アフガニスタンについては、チェイニー副大統領より日本の貢献に深く感謝するとの発言があった。双方は、イラク、アフガニスタンの情勢の安定化の重要性で意見の一致を見た。