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日・アラブ首長国連邦合同経済委員会第1回会合共同声明(骨子)
平成19年12月17日
外務省・経済産業省
- 合同経済委員会
- 双方は、第1回会合の開催により合同経済委の下での協力が開始されたことを歓迎。合同経済委が両国の重層的関係の強化に貢献することに期待を表明。
- 合同経済委の下に3つの小委員会の設立を決定(総括小委員会、ビジネス環境小委員会、エネルギー小委員会)。
- 二国間経済関係
- 租税条約交渉の進展を歓迎。
- 石油市場の不安定さへの懸念を共有。石油市場の安定が世界経済の成長の基礎であるとの見解を共有。
- 両国のエネルギー分野における協力を強化することを決定。
- 両国経済関係が民間部門の活動を基盤としていることを確認。多様な経済活動が、関係の一層の深化に向けて重要である旨を認識。
- 中小企業の活動促進に向けた協力で一致。
- 双方の合意に基づく権益の延長を含む石油分野における協力の更なる発展が、両国間の相互補完的な関係の一層強化に資することにつき一致。
- 地球温暖化問題
- 工業国のみならず、エネルギー供給国も含む国際社会全体が地球温暖化傾向を管理する戦略を前進させるべきとの見解を共有。
- アラブ首長国連邦側は、日本の「美しい星50」を気候変動に関する議論への貢献として評価。両者は、すべての国が参加する2012年以降の国際的枠組の構築にむけた決意を表明。
- GCC(湾岸協力理事会)とのFTA
- 日・GCC間のFTA交渉における進展を歓迎。
- 可能な限り早急な原則合意到達へ向けた決意を共有。
- 次回会合
- 来年上半期にアブダビで小委員会第1回会合を開催することを決定。
- 適切な時期に次回合同経済委を開催する旨を決定。