アジア | 北米 | 中南米 | 欧州（NIS諸国を含む） | 大洋州 | 中東 | アフリカ
高村外務大臣とジョワイヤンデ仏協力・仏語圏担当長官の会談
平成20年5月29日
- 29日18時10分から約20分、インターコンチネンタル・ホテル（横浜）において、高村外務大臣はアラン・ジョワイヤンデ仏協力・仏語圏担当大臣と会談を行った。
- 冒頭、高村大臣より、TICAD IVへの参加を歓迎し、アフリカ開発に知見を有するフランスの貢献に謝意を述べたところ、ジョワイヤンデ長官は今回TICAD IVでサルコジ大統領のメッセージを伝える機会を与えて頂いたこと、またアフリカ開発に関する日本のイニシアチブに感謝する旨述べた。
- 高村大臣より、本年が日仏外交関係開設150周年にあたり、また日本がG8議長国、仏が7月よりEU議長国となることから、貴国と幅広い分野で協力関係を強化していきたい旨述べた。
- さらに高村大臣より、開発分野、特にアフリカ開発支援は日仏両国が協力を強化できる分野であると述べ、ジョワイヤンデ長官の協力を求めた。これに対してジョワイヤンデ長官より、今回の会議で取り上げられたアフリカ開発支援における民間セクターの役割の重要性や、平和構築、良き統治等の問題意識を、仏も共有しており、日仏が協力を強化すべきことに賛意を示した。
- ジョワイヤンデ長官より、民間の対アフリカ投資促進策について質問があったのに対し、高村大臣より、福田総理が28日のスピーチで表明したとおり、政府要人と経済界の合同ミッションをアフリカへ派遣することや、「アフリカ投資倍増支援基金」を国際協力銀行に設置し、民間銀行によるアフリカ向け融資の保証を行う考えである旨説明した。