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平成20年5月28日
28日、16時55分から約15分間、高村大臣は、ルイ・ミシェル欧州委員(開発・人道援助担当)と会談を行ったところ、概要以下のとおり。
高村大臣より、日・EUが基本的価値を共有する戦略的パートナーとして、開発・アフリカに関しても協力を強化していく旨述べた。
高村大臣より、EUがG8開発大臣会合と同様、TICAD IVの成功に向けても貢献するものと確信しており、TICAD IVの成果が、G8北海道洞爺湖サミットでの議論に活かされることが重要と述べた。ミシェル欧州委員より、今般のTICAD IVはG8北海道洞爺湖サミットを7月に控え、政治的に重要である旨述べた。また、ミシェル欧州委員よりTICAD IVの成功に祝意を表した。
高村大臣より、今般のTICAD IVは、アフリカを始め各地に積極的に関与する中国等新興ドナー諸国を含む形で開催したが、我が国としては、これらの諸国が開発についても国際的なルールを学び、責任ある主体として行動していくことが重要と考えている旨説明した。これを受け、ミシェル欧州委員も日本の考え方に賛意を示しつつ、新興ドナーとも対話を開始する必要がある旨述べた。また、ミシェル欧州委員より、アフリカに関し、EUは日本と同様の関心、アプローチを有しており、双方の間で共通の戦略を策定することが重要である旨述べた。
双方は、ミャンマーの現状及び復興支援に関し意見交換を行った。