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日・エジプト外相会談
平成20年5月28日
高村外務大臣は、5月28日（水曜日）10時55分から約15分間、TICAD IV出席のために来日中のアブルゲイト・エジプト外相と二国間会談を行ったところ、概要以下のとおり。
- 冒頭、高村大臣より、エジプトがアフリカや中東・アラブ地域の安定のために重要な役割を果たしていることを評価すると共に、両国間の要人往来が活発に行われ、様々な分野で経済協力が進展していることを評価し、引き続き二国間関係を一層強化していきたい旨述べた。これに対し、アブルゲイト外相は、いくつかの具体例に言及しつつ、これまでの日本の支援に感謝するとともに、特に、エジプト日本科学技術大学（E-JUST）設立に対する日本の協力を要請した。
- 中東和平については、高村大臣より、我が国としてガザ情勢を憂慮しており、中東和平におけるエジプトの取組を評価している、引き続き和平実現に向け協力していきたい、また、我が国としてはパレスチナ経済自立化に向けた支援として昨年12月に表明した当面1.5億ドルを着実に実施していきたい旨述べた。これに対し、アブルゲイト外相より、日本は「平和と繁栄の回廊」構想等中東和平に関して多大な支援・貢献を行ってきており、高く評価している、今後も日本と協力していきたい旨述べた。