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平成20年5月27日
高村外務大臣は、27日11時30分より20分間、ブワブレ・コートジボワール計画・開発大臣と会談を行ったところ、概要以下のとおり。
高村大臣より、コートジボワールからのハイレベルの参加に感謝するとともに、TICAD IVの議論の成果を7月の北海道洞爺湖サミットにおける議論に反映させていく、またアフリカへの民間直接投資が必要であり政府として支援する旨述べた。
ブワブレ大臣より、大統領から、TICAD IVの開催と北海道洞爺湖サミットの開催に祝意を伝えるよう言付かっている旨の発言があった。
高村大臣より、今後の日本の方針として、アフリカ向けODAを増大させ、2012年に日本の対アフリカODAを倍増させることを表明した。さらに、コートジボワールに対し、マラリア対策への協力(2.98億円)を決定したことを紹介した。
高村大臣より、コートジボワールにおける平和の定着を重視しており、和平合意の成立と大統領選挙日の合意を評価するとともに、本年11月の選挙に向け、投票箱などの関連資機材の提供を承認したこと、公正かつ透明性のある大統領選挙を期待する旨述べた。
ブワブレ大臣より、まず在コートジボワール日本大使館の再開に感謝するとともに、日本からの保健、教育、インフラ分野での協力に対し謝意の表明があった。また、IMFや世銀など国際機関との関係でも日本からの支援を期待する、チュニジアに退避しているアフリカ開発銀行の本部の復帰についても支持頂きたい旨の発言があった。
高村大臣より、世界税関機構(WCO)事務局長選挙、世界スカウトジャンボリー開催国への支持を要請した。
ブワブレ大臣より、支持要請についても留意したい旨の発言があった。