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主要国連機関の長等による福田総理大臣表敬

平成20年5月29日

  1. 福田総理大臣は29日午後6時45分より約15分間、第4回アフリカ開発会議(TICAD IV)に出席している主要な国連機関の長等による表敬を受けた。国連機関側からは、TICAD IVの共催者である国連(ミギロ副事務総長)及び国連開発計画(デルビシュ総裁)をはじめとする13名が出席した。
  2. 冒頭、ミギロ国連副事務総長より、アフリカ開発における日本の強力な指導力を賞賛しつつ、TICAD IVの主要テーマである「経済成長の加速化」、「平和の定着を含む人間の安全保障の確立」、「環境・気候変動問題への対処」は、国連にとっても優先課題であり、これらの分野で国連と日本の協力を強化していきたい旨述べた。
  3. 続いて、デルビシュ国連開発計画総裁より、TICAD IVの大成功に祝意を述べた上で、人間の安全保障の実現、気候変動問題等について、国連システムの各機関が一体となって、日本と協力していきたい、TICADプロセスが、当初より日・アフリカの文脈でなく、国際機関の全面的関与を得て進められていることを高く評価している旨述べた。
  4. これに対し、福田総理より、国際機関が準備段階からTICAD IVに貢献してきたことに謝意を表しつつ、TICADの最大の特徴は、アフリカ諸国のみならず、国際機関から市民社会まで「全員参加型」でアフリカ開発に取り組む場となっていることである旨述べた。また、TICAD IVの成果を7月のG8北海道洞爺湖サミットや9月の国連総会につなげていきたい旨述べた。

(参考)参加者リスト

ミギロ国連副事務総長
デルビシュ国連開発計画(UNDP)総裁
ディアラ国連事務次長(アフリカ担当特別顧問)
ボーゲ国際農業開発基金(IFAD)総裁
ピオット国連合同エイズ計画(UNAIDS)事務局長
ジャネ・アフリカ経済委員会(UNECA)事務局長
松浦国連教育科学文化機関(UNESCO)事務局長
オベイド国連人口基金(UNFPA)事務局長
ティバイジュカ国連人間居住計画(UN-HABITAT)事務局長
グテーレス国連難民高等弁務官(UNHCR)
ベネマン国連児童基金(UNICEF)事務局長
ユムケラー国連工業開発機関(UNIDO)事務局長
オスターヴァルダー国連大学(UNU)学長

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