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平成20年5月30日
30日午前、福田総理とジェフリー・サックス・コロンビア大学教授との間で32分間会談が行われたところ、概要以下のとおり。
(1)サックス教授より、小規模農業者支援のための世銀の基金について説明があり、日本の関与につき提案があった。これに対し、福田総理より、話は理解したので整理した上で対応を考えたい旨応じた。
(2)アフリカン・ミレニアム・ビレッジにつきサックス教授より説明があり、対象国の拡大につき提言があった。これに対し、福田総理より、4カ国を追加して対象とすることとしたが、更なる追加については状況を見つつ検討していきたい旨述べた。
(3)サックス教授より、クールアース・パートナーシップにつき賞賛があり、100億ドルの一部をアフリカにおける太陽光発電開発に使用することにつき提案があった。これに対し、福田総理より、まさにクールアース・パートナーシップを活用できる良いアイデアである旨述べた。
(4)サックス教授より、マラリア予防に関して、日本は蚊帳の技術において世界のリーダーである旨の発言があり、福田総理より、この分野でも協力を強化していきたい旨応じた。