アフリカ

世界地図 アジア | 北米 | 中南米 | 欧州(NIS諸国を含む) | 大洋州 | 中東 | アフリカ

TICAD IVロゴマーク

日・ニジェール首脳会談、日・トーゴ首脳会談

平成20年5月29日

 29日午後、福田総理とウマル・ニジェール首相、マリー・トーゴ首相との二国間首脳会談が行われたところ、それぞれの概要以下のとおり。

1.ウマル・ニジェール首相(13時28分-13時51分)

(1)冒頭、ウマル首相より、大統領自身が出席を要望していたが訪日を果たせず、お詫びしたい旨の発言があった。

(2)ウマル首相より、日本政府とニジェールの協力関係はほぼ45年になるが、日本の協力はニジェール国民の懸念に確実に応えている、TICAD IVのテーマも我々の懸念に合致するものである旨述べた。これに対し、福田総理より、環境、保健・衛生、食糧など全ての問題がグローバルであり、アフリカとの協力はグローバルな文脈でも重要なことである旨述べた。また、日本はニジェールよりウランの供給を受けており、ニジェールは重要な国である、ニジェールへの協力も最大限しなくてはならない旨述べた。

2.マリー・トーゴ首相(13時53分-14時09分)

(1)冒頭、福田総理より歓迎の言葉と共に、昨年トーゴを訪問した日・AU友好議員連盟(団長:三原朝彦衆議院議員)の受け入れ、大統領との会談の実現に感謝の意を表明した。

(2)マリー首相より、議員連盟の訪問への謝意と共に、ニシャンベ大統領が訪日できず残念であるが、大統領は現在まさに国民融和の取り組みの最中にあり、話し合いを進めている、徐々に政情は安定してきており、主要国は支援を再開した、日本も再開を検討していることに感謝する旨述べた。

(3)福田総理より、大統領の努力に敬意を表する、トーゴの安定化の成功を祈っている、これまで行われてきた草の根・人間の安全保障無償資金協力に加え、選挙の成功を受けてどのような追加的な支援が可能か検討を進めていきたい旨述べた。また、早期のニシャンベ大統領の訪日を求めた。

このページのトップへ戻る
目次へ戻る