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アフリカン・フェスタ2008
(概要)
平成20年5月19日
5月17日(土曜日)及び18日(曜日)、外務省主催、横浜市共催にて、横浜赤レンガ倉庫イベント広場で「アフリカン・フェスタ2008」が開催されたところ、概要以下のとおり(後援:駐日各国アフリカ大使館及び神奈川県)。
開会宣言を行う鶴田真由・TICAD IV親善大使
会場内の様子
セク・ベンベヤ・ジャバテ氏のライブ
- 「アフリカン・フェスタ」は、アフリカに対する日本国内各層の幅広い理解と関心を深め、国民の間に広くアフリカへの親近感を醸成する目的で開催してきており、今年で10年目となる。本年は第4回アフリカ開発会議(TICAD IV)が5月28日(水曜日)から30日(金曜日)まで横浜で開催されることに合わせ、会場を例年の都立日比谷公園から横浜に移して実施した。本年は2日間で約20万人が来場し、過去最高の入場者数となった(前年比2倍超)。なお、本件模様はNHK首都圏情報ニュース、朝日新聞(全国版)で取り上げられている。
- 開会式では、小田野展丈TICAD IV担当大使が主催者を代表して挨拶を行ったほか、在京アフリカ外交団長であるムタンゴ在京タンザニア大使による挨拶、TICAD IV親善大使の鶴田真由さんによる開会宣言が行われた。中田宏横浜市長も会場に駆けつけ、共催者を代表して挨拶を行った。
- 主要行事として、(1)セネガルの人間国宝ドゥドゥ・ニジャエ・ローズの飛び入り演奏や、西アフリカ地域で圧倒的な知名度を持つギニアの国民的ギタリスト、セク・ベンベヤ・ジャバテ氏をはじめとするアフリカの音楽家やダンス・グループによる公演、(2)鶴田真由TICAD IV親善大使とTICAD IVオフィシャル・サポーターであるアドゴニー・ロロ氏のトークショー、(3)在京アフリカ大使館によるアフリカ物産等の展示や文化紹介、(4)NGOや青年海外協力隊員OB/OG等による草の根レベルでのアフリカ支援活動紹介などが実施された。鶴田親善大使をはじめ、アフリカのミュージシャンを含む出演者は会場を巡回し、来場者と触れ合った。
- また、アフリカの文化・楽器・衣装等に直接触れることができる「レクチャー・コーナー」、「ワークショップ・コーナー」、「ファッション・コーナー」を設けるとともに、会場内でアフリカの布・カンガの無料貸し出しを行った。期間中、来場者が身につけた色とりどりの柄がフェスタの雰囲気を盛り上げた。
- 外務省はブースを設置し、TICAD IVへの取り組みや対アフリカ支援に紹介する各種パンフレットの配布を行うとともに、メインステージでアフリカ有識者、外務省職員、NGO団体職員らによる「TICADトークショー」を実施し、TICADプロセスに基づく我が国の対アフリカ支援に関する広報活動を行った。