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平成19年2月26日
2月26日、麻生外務大臣は、来日中のニット・ピブンソンクラーム・タイ外相と日タイ外相会談及び夕食会を行ったところ、概要以下のとおり。
麻生大臣より、プミポン国王陛下が本年80歳を迎えられることに祝意を表するとともに、皇室王室の緊密な関係は良好な両国関係の象徴となっている、日タイ修好120周年を契機に両国関係を一層促進させていきたい旨述べた。ニット外相からは、昨年の両陛下のタイ御訪問に対する謝意が述べられるとともに、スラユット首相から安倍総理への親書の手交があった。
ニット外相より、暫定政権の下で民主化が進められており、新しい憲法草案については、タイでは初めてとなる国民投票が行われた後、選挙が行われる予定である旨述べた。麻生大臣より、タイの民主化が引き続き進捗することを期待している旨述べた。
ニット外相より、日タイ経済連携協定に関するタイ国内における検討状況につき紹介するとともに、タイの日系企業はタイ経済に貢献してきた旨述べた。麻生大臣より、外国企業との競争で自国の産業の国際競争力等も培われる旨述べた。
麻生大臣より、六者会合の進捗状況につき説明し、ニット外相より、ASEAN諸国も朝鮮半島の問題には関心を有している旨述べた。