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クシュパン・スイス副大統領の安倍総理表敬について
平成19年7月10日
- 7月10日（火曜日）午前11時40分より約25分間、安倍晋三総理大臣は来日中のパスカル・クシュパン・スイス副大統領の表敬を受けた。クシュパン副大統領は、日スイス科学技術協力協定の署名のために来日した。
- 冒頭、安倍総理から、交渉中の日スイス経済連携協定が両国間の経済関係の深化をもたらすことを期待すると述べた。
また、安倍総理より、拉致や核といった北朝鮮問題における国際社会の連携の必要性とスイスの協力を求めたのに対し、クシュパン副大統領は支持と協力を表明した。さらに、安倍総理より、先般発表した気候変動に関する新提案「美しい星50（Cool Earth 50）」について説明し、スイスの理解と協力をと求めたのに対し、クシュパン副大統領は、日本が果たしている重要な役割に敬意を表する、志高く、先を見据えた目標を定められたことを強く支持する、スイスとしても協力していきたいと述べた。 - 最後に、クシュパン副大統領から、「是非来年のダボス会議には、G8議長として安倍総理に出席いただき、環境問題に関するメッセージを発信していただきたい。またその際にスイスへの公式訪問をお願いしたい」と述べたのに対し、安倍総理は「メッセージを発出することの重要性は充分に理解している。検討したい」と述べた。
- その他、科学技術協力、安保理改革等について意見交換した。