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平成19年2月
(1)2005年11月に行われた二階経済産業大臣(当時)とグレフ・ロシア連邦経済発展貿易大臣との協議において、両大臣は日露間の貿易投資協力を一層拡大する必要性につき共通の認識に至った。さらに、2006年9月6~7日にサンクトペテルブルクにおいて開催された第1回日露投資フォーラムの成果を踏まえ、今般、経済産業省と経済発展貿易省は、日露間の貿易・投資を中期的に大幅に増加させることを目的とし、日露間で本件プログラムに署名することとなった。
(2)本件プログラムは、日露首脳間で採択された日露行動計画に記載された経済関連事項や、2005年11月のプーチン大統領訪日時に採択された経済に関する諸文書の内容が順調に実施されていることを前提とし、両国間の貿易投資協力を新たな質的・量的レベルに移行させるためには、追加的な措置を講じることが不可欠であるとの考えに基づく。
(1)国際貿易ルールに従った透明性、公開性に基づく、両国間の貿易紛争の解決
(2)両国の裾野産業育成、中小企業の健全な発展を目的とした政策情報の交換、中小企業への日露ビジネス情報の提供、中小企業を対象としたビジネスサポート
(3)両国間の安定的な貿易の拡大に資するための知的財産権分野における協力強化
(4)両国間のビジネス拡大を目的とした展示会・見本市事業の拡大、専門家ミッションの相互派遣
豊田経済産業省通商政策局長
ラヴレンチェフ在日ロシア通商代表