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(株)水中造形センター/月刊「マリンダイビング」
日本と南太平洋フォーラム(South Pacific Forum: SPF 注)加盟国・地域は、当時の橋本総理の主導により、1997年東京において第1回日本・太平洋諸島フォーラム首脳会議(通称:太平洋・島サミット)を開催し、首脳レベルでの対話を構築しました。その後、日本は太平洋島嶼国地域との関係を強化し続けており、2000年には森総理の下で宮崎にて第2回首脳会議を開催したのに続き、2003年、2006年には小泉総理が沖縄にて第3回、第4回首脳会議を開催しました。太平洋・島サミットは、太平洋島嶼国・地域が直面する様々な問題について首脳レベルで率直に意見交換を行うことによって、木目の細かい協力関係を構築し、日本と太平洋島嶼国・地域の絆を強化するための重要な会議です。
(注)2000年11月から、南太平洋フォーラムは太平洋諸島フォーラム(Pacific Islands Forum: PIF)に名称が変更されました。
日時:2009年5月22日及び5月23日
場所:北海道トマム
参加国:日本、ニウエ(以上共同議長国)、他PIF加盟国・地域首脳/外務大臣など
第5回会議の開催地となる北海道は、厳しい気候等の自然環境を克服しつつ経済的・社会的発展を目指しており、太平洋島嶼国と共通する背景を有しています。また、これまで北海道が取り組んできた遠隔地及び過疎地における産業振興政策は、今後の島嶼国の持続可能な開発にとって参考になると考えます。第5回会議では、北海道の主催する歓迎行事等を通じ、北海道道民と太平洋島サミット参加者との交流か行われる予定です。