
アジア | 北米 | 中南米 | 欧州(NIS諸国を含む) | 大洋州 | 中東 | アフリカ
平成18年度 日本・PIF未来創造高校生交流
派遣高校生感想
- ホームステイをして気づいたこと、考えたこと、感想等をお書き下さい。
- 自分と同じぐらいの歳の男の子がたくさんいる家庭だったが、みんな夕食の手伝いをしていて、感心した。
- 日本では自分の部屋を持っているけれど、サモアではみんなが同じ部屋に集まり、団欒のひと時を楽しんでおり、とても温かみがあり仲が良いと思った。
- ココナッツの実や木の葉をどこも無駄にせず完全に利用し尽くしており、物を大切にしていることが印象的だった。
- 家の中に蚊やイモリなどが当たり前のようにいるので、慣れない人には少し住みづらい環境だと思った。
- 受け入れ先の家族の人たちと、もっとたくさん会話ができればよかった。
- 日本は核家族化が進んでおり、兄弟・姉妹が少ないけれど、サモアは大家族で仲良く一緒に暮らしており、一人きりになることがなく、必ず誰かと接していた。夕食後は、必ず子供たちが歌を歌っており、日本との違いを強く感じた。
- 非常に貴重な体験になった。ホテルではなくホームステイすることで、サモアの文化や習慣、価値観を肌で感じることができた。
- サモア語を教えてもらい、自己紹介ができるようになった。私の拙い英語の質問も、一生懸命理解してくれ、丁寧に答えてもらいとてもうれしかった。
- 地元高校生と交流をして、気がついたこと、考えたこと、感想等を書いて下さい。
- 学校全体にまとまりがあり、歌を生徒みんなで歌うところなどは、日本と違うと感じた。
- みんな優しく、明るく好奇心があり、会話を通して打ち解けることができた。
- 生徒達は笑顔で話しかけてくれたり、挨拶してくれたりと、とても社交的だった。みんな、学校生活が楽しそうで充実しているようだった。
- 生徒達はみんな、親しみやすく、サモア語で挨拶をすると笑顔で接してくれた。日本語に興味を示す生徒も多く、日本語で相手の名前を書いてあげるととても喜んでくれた。
- サモアの学生はみんな積極的だった。日本の生徒は恥ずかしがってしまうようなところでも、サモアの生徒たちはいっぱい声を掛けてきてくれ、サモアの長所の一つだと思った。
- 今回の派遣事業全体を通じて感じたこと、考えたこと、あるいは不満な点、要望等を書いて下さい。また、秋予定のサモアの高校生の招聘事業についても期待、要望などをお書き下さい。
- 今回の派遣事業への参加は、中学校の時の米国訪問よりも勉強になった。小さな国なのにサモア人は心が広く、日本より温かみを感じた。日本には無い家族のつながりや、友達やお客の歓迎ぶりに、とても優しい心を持っていると思った。
- サモアの人たちは自然に囲まれて生活しているので、自然を大切にして生きることが身についていると思う。
- JOCV隊員の活動現場の中で廃棄物処理場の見学がとても印象に残った。環境に悪影響を及ぼすことなく、自然の浄化能力を十分に生かしてゴミ処理を行う「福岡方式」は、東京などの日本の大都市でも導入すべきだと思った。
- 10月に行われるサモア高校生招聘事業では、日本の歴史的建造物を見せることができたらいい。学校訪問の際も、生徒会役員として、サモアの高校生達が楽しめる企画を立てたい。
- 出発前は、1週間も家を離れることに不安を感じていたけれど、訪問後は、もっと長く滞在し、多くの問題について取り組むことができればよかった。ホームステイでは、家族と一日過ごすことがなかったので、そのような日程があるともっとよかった。ホームステイ3日間で深い仲になれると思わなかったが、いざ別れるとなるととても悲しくなり、もっと長い間滞在できれば、より仲良くなれたのではないかと思った。
- 世界を肌で感じ、人と人とのつながりがどれだけ良いものかということが分かった。また、日本人であることを再認識し、多くの人たちの話を聞き、感動し、学校の1日の授業の何百倍もの多くのことを学び、とても良い体験ができた。
- 10月のサモアの高校生たちの訪日が今から待ち遠しい。しっかりともてなしができるようにしたい。自分がサモアを好きになったように、サモアの高校生達にも日本を好きになってもらいたい。
- 日本との違いに驚いた。特に、日本は時間に厳しく、いつもせかせかしているが、サモアや乗り継ぎで訪れたフィジーの人たちはゆっくりとした生活をしていた。仕事や学校が終わると、スポーツ広場に集まり、みんなで楽しくスポーツをしていた。そこから、人の温かみや、人と人とのつながりを感じた。今の日本人には見ることのできない姿であった。この事業はハードスケジュールであったが、内容の濃い充実したものであった。
- 今まで知らなかったサモアという国を知り、旅行で行っただけでは得られない経験をたくさんさせてもらった。サモアへ行く前、サモアの人はもっと発展したいと思っていると考えていた私にとって、サモアの人から聞いた「今のままで十分」という答えは、どこか安心できるものだった。なぜなら、サモアが思っていた以上に生活水準が高く、自然も多く残る素晴らしい所で自然を壊すような発展はして欲しくないと思ったからである。この派遣事業で体験したことは、これからの自分の考えに大きなものを与えてくれたと思う。
- 秋のサモア高校生の訪日の際は、自分がホームステイ先や高校訪問で優しく接してもらったようにしたい。そして、日本の文化や自然などたくさんのことを紹介してあげたい。
- この事業で一番強く印象に残ったのは、人と人とのつながりだった。私は、援助とは、お金でいろいろなことをしてあげる、買ってあげる、と思っていたけれど、それだけではなく、人が派遣され、サモアの人たちと一緒に問題に取り組むというやり方もあることを知り、それを実際に見ることができてとても良かった。
- サモアの高校生が訪日する際は、日本の古い文化や習慣、一方で現代の文化や習慣を見てもらいたい。