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日・ペルー経済連携協定(EPA)交渉第1回会合の開催(概要)

平成21年5月30日

  1. 5月25日(月曜日)から30日(土曜日)まで、リマにおいて、日・ペルーEPA交渉第1回会合が開催されました。
  2. 今次会合には、日本から田辺靖雄外務省経済局審議官を始めとする関係省庁の代表が、ペルーからナタン・ナドラミハ(Nathan Nadramija)通商観光省アジア大洋州部長を始めとする関係省庁の代表がそれぞれ出席しました。
  3. 今次会合では、概要以下のような議論が行われました。

    (1)双方は、物品貿易、サービス貿易、原産地規則、税関手続、商用目的での国民の入国及び一時的な滞在、競争政策、政府調達、総則・最終規定、紛争解決及び協力を含む幅広い分野について、テキストベースの議論を行い、すべての分野で進展が見られました。

    (2)本協定の主要分野である物品貿易の市場アクセスについては、双方の代表団長のレベルで集中的な議論が行われ、今後の交渉の進め方について一致しました。また、双方は、次回会合に向けて交渉プロセスを加速化していくことで一致しました。

  4. 27日には、フェレイロス通商観光省次官及び目賀田駐ペルー大使臨席の下、EPA交渉開始を祝うオープニング・セレモニーが行われました。
  5. 両国間の緊密かつ友好的な関係を反映し、極めて良好な雰囲気の中で議論が行われました。日本代表団は、リマ滞在中におけるペルー側の心のこもったもてなしに対し深甚なる謝意を表明しました。
  6. 次回会合は、7月6日の週に東京にて開催する方向で暫定的に一致しました。

(参考)これまでの経緯

 本年3月23日~25日の準備会合(於、東京)にて、EPAに対する日・ペルー双方の基本的立場等につき一定の共通認識が醸成されたことを踏まえ、本年4月14日、麻生総理とガルシア大統領の間の電話首脳会談により、EPA交渉を開始することが正式に決定された。

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